Nucleusはブログ型のCMSでありながら、基本機能ではトラックバックを実装できないなど物足りなく感じられるかもしれません。これは、必要な機能はプラグインで追加するという考え方によるものです。最初からすべての機能が利用できるシステムのほうが導入は簡単ですが、長期に渡る継続的なメンテナンスを意識した場合、必要な機能のみを手軽にアップデートできるNucleusのシンプルな考え方は合理的であるといえます。
以下、プラグインによる機能拡張を前提としたブログの作り方を解説します。
Nucleusはブログ型のCMSです。毎日の日記を新しいもの順に上から下へ並べて表示することがブログの基本(つまり「ログ」)。一般的なブログと同様、日記の内容によって分類して表示することができますし、月ごとに分けて表示することもできます。
Nucleusのデザインは「テンプレート」と「スキン」の二層に分かれています。スキンを編集することで全体のデザインを変更できますが、記事部分のみはテンプレートでデザインを編集します。Movable TypeやWordPressと違う、Nucleus独特の考え方がここにあります。
まずテンプレートの考え方から説明します。先述したとおり、記事部分のデザインはテンプレートで制御します。一般的に記事は「タイトル」「内容」「投稿した日時」の3つの情報で構成されています。この3つの情報をどのように並べてデザインするかをテンプレート編集画面で制御できます。
たとえばテンプレートで
<h2> <%title%> </h2> <div><small> <%date%> </small></div> <div> <%body%> </div>
このように書いたとします。すると実際には以下のように表示されます。
<h2>テスト投稿</h2> <div><small> 2006年10月30日 </small></div> <div> テスト投稿です。 </div>
上記のテンプレートに「basic」という名前を付けて保存します。
次はスキンについて。たとえばスキンは以下のように書きます。
<html> <head><title> 私のブログ </title></head> <body> <h1> 私のブログ </h1> <%blog(basic,10)%> </body> </html>
非常に簡単ですが、これでブログのできあがりです。basicというテンプレートパターンで、日記が最新順に上から10件表示されます。これをベースに、さらにブログらしい構成を次章より解説します。